深海生物「コトクラゲ」展示
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180316/5090002306.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
生態に謎が多い「コトクラゲ」と呼ばれる珍しい深海の生き物が
本部町にある「沖縄美ら海水族館」で展示されています。
「コトクラゲ」はハート型の柔らかい体を持つ珍しい深海生物で、クラゲの仲間ではなく
「有櫛動物」に分類され、昭和天皇が発見したことで知られています。
「沖縄美ら海水族館」で展示が始まった「コトクラゲ」は、去年3月に水族館の職員が
無人潜水艇で深海を調査中に、恩納村の沖合の水深200メートル付近で発見しました。
水槽では、成長したコトクラゲ6匹が白や薄いピンクなどさまざまな色をした体を
ゆらゆら揺らしながら、エサを捕るための細長い触手を伸ばす様子などが観察できました。
また水族館では「コトクラゲ」の繁殖にも成功し、別の水槽では誕生した子どもの展示も行われていて、
訪れた人たちは神秘的な深海の生き物を興味深そうに見ていました。
飼育を担当している沖縄美ら海水族館の比嘉俊輝さんは
「コトクラゲは、日本でも展示の例は少なく珍しいので、多くの人に見てほしい。
今後は飼育を通して生態を解明していきたい」
と話していました。
コトクラゲは来月中旬まで展示される予定です。
03/16 16:45