自動車ご当地ナンバー「東美濃」の２０２０年度の導入を目指す東美濃ナンバー実現協議会が、今月中の申請申し込みを見送ることが５日、分かった。導入の賛否を問う住民アンケートで反対が賛成を上回り、申請の延期が必要と判断した。協議会は、今月末とする申請期限の延長を国土交通省に求めており、再度の住民アンケートも視野に、４月以降の追加申請を目指す。
関係者によると、協議会は先月１６日に導入の方針を決めたが、住民アンケートの反対が４４．５％に達したため、申請主体の県が導入条件の「住民の合意形成」に懸念を示していた。
４月以降はＮＨＫ連続テレビ小説「半分、青い。」に架空の「東美濃市」が登場するため、ドラマで東美濃の認知度を上げ、追加申請する案が浮上。申請期限の延長を国に求めることにした。
協議会事務局はすでに構成する７市町の首長らに方針を説明。５日の可児市議会の一般質問では、申請スケジュールを問われた市幹部が「現時点で県に申し込みしていない。日程は調整中と事務局から聞いている」と答え、申請手続きが進んでいないことを明らかにした。
ご当地ナンバーは、国が地域振興や観光振興を目的に２００６年から導入。東美濃ナンバーの導入が実現すれば、県内では初めてで、２０年度から交付を開始する。
岐阜新聞 2018年03月06日08:03
関係者によると、協議会は先月１６日に導入の方針を決めたが、住民アンケートの反対が４４．５％に達したため、申請主体の県が導入条件の「住民の合意形成」に懸念を示していた。
４月以降はＮＨＫ連続テレビ小説「半分、青い。」に架空の「東美濃市」が登場するため、ドラマで東美濃の認知度を上げ、追加申請する案が浮上。申請期限の延長を国に求めることにした。
協議会事務局はすでに構成する７市町の首長らに方針を説明。５日の可児市議会の一般質問では、申請スケジュールを問われた市幹部が「現時点で県に申し込みしていない。日程は調整中と事務局から聞いている」と答え、申請手続きが進んでいないことを明らかにした。
ご当地ナンバーは、国が地域振興や観光振興を目的に２００６年から導入。東美濃ナンバーの導入が実現すれば、県内では初めてで、２０年度から交付を開始する。
岐阜新聞 2018年03月06日08:03
