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3月4日 9時03分
3日、神奈川県川崎市で、アパートの敷地に置かれたスーツケースから生後間もない女の赤ちゃんの遺体が見つかり、警察は、このアパートに住む36歳の母親を遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。
3日午後4時ごろ、神奈川県川崎市で、「アパートの敷地に置かれたスーツケースから異臭がして、赤ちゃんの足のようなものが見えた」と、水道関係の会社の従業員から警察に通報がありました。
警察が調べたところ、スーツケースの中から、タオルにくるまれた生後間もない女の赤ちゃんの遺体が見つかりました。遺体は死後時間がたっていて、腐敗が進んでいたということです。
警察は、このアパートに住む母親で無職の田中彩容疑者(36)を遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。
警察によりますと、田中容疑者は1人暮らしで、調べに対し、「去年10月中旬、アパートで出産した際に大量に出血して気を失い、気付いたら赤ちゃんが死んでいた。どうしていいかわからず、しばらく自宅に置いていたが、異臭がしてきたので外に出した」と供述しているということです。警察がいきさつを調べています。