今、5.5組に1組の夫婦が不妊治療を受けているといわれています。不妊治療の経験がある人のうち、仕事との両立ができずに離職した人が16%に上ることが、国の初めての実態調査でわかりました。
「こんなに難しいのかと。病院に行ったら、すぐにうまくいくに違いないと信じていたが」(不妊治療を経験した田原美雪さん)
都内に住む田原美雪さん(53)。36歳から46歳まで不妊治療を続けました。当初、フルタイムの仕事をしながら病院に通っていましたが・・・
「いつ卵子をとったらいいか病院に通って診てもらうが、毎日通って『まだ小さいですね』『まだ小さいですね』『これはちょうどいいですね。2日後に来てください』と急に言われる。すぐにぱっと対応するのは、仕事をしながらはすごく難しい。退職することを選びました」(不妊治療を経験した田原美雪さん)
当時、不妊治療をしていることを職場には言えなかったと言います。
「何で元気なのに(通院するのか)と言われると、すごくつらかった」(不妊治療を経験した田原美雪さん)
晩婚化を背景に不妊に悩む夫婦は増加していて、5.5組に1組が不妊治療を受けているとされています。そんな中、厚生労働省が初めて行った実態調査で、不妊治療の経験者のうち離職した人が16%にのぼることがわかりました。仕事をしている人に「両立が難しい」と感じることを聞くと、最も多かったのが、通院回数が多いこと、次いで、精神面で負担が大きいことでした。一方で不妊治療を受けている社員に休暇を与えるなど、支援や取り組みをしている企業は全体の9%に過ぎませんでした。
不妊で悩む人をサポートする「NPO法人」の理事長は、不妊治療に対する周りの理解が広がることが重要と話します。
「不妊治療は目に見えにくい。そもそもどんなものか分からない。(不妊治療は)期間が限定されるので、できるだけ治療がスムーズにいくような休みを取りやすい理解をしていただけるとありがたい」(NPO法人Fine 松本亜樹子理事長)
yahooニュース(TBS) 3/2(金) 19:32
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180302-00000084-jnn-soci
「こんなに難しいのかと。病院に行ったら、すぐにうまくいくに違いないと信じていたが」(不妊治療を経験した田原美雪さん)
都内に住む田原美雪さん(53)。36歳から46歳まで不妊治療を続けました。当初、フルタイムの仕事をしながら病院に通っていましたが・・・
「いつ卵子をとったらいいか病院に通って診てもらうが、毎日通って『まだ小さいですね』『まだ小さいですね』『これはちょうどいいですね。2日後に来てください』と急に言われる。すぐにぱっと対応するのは、仕事をしながらはすごく難しい。退職することを選びました」(不妊治療を経験した田原美雪さん)
当時、不妊治療をしていることを職場には言えなかったと言います。
「何で元気なのに(通院するのか)と言われると、すごくつらかった」(不妊治療を経験した田原美雪さん)
晩婚化を背景に不妊に悩む夫婦は増加していて、5.5組に1組が不妊治療を受けているとされています。そんな中、厚生労働省が初めて行った実態調査で、不妊治療の経験者のうち離職した人が16%にのぼることがわかりました。仕事をしている人に「両立が難しい」と感じることを聞くと、最も多かったのが、通院回数が多いこと、次いで、精神面で負担が大きいことでした。一方で不妊治療を受けている社員に休暇を与えるなど、支援や取り組みをしている企業は全体の9%に過ぎませんでした。
不妊で悩む人をサポートする「NPO法人」の理事長は、不妊治療に対する周りの理解が広がることが重要と話します。
「不妊治療は目に見えにくい。そもそもどんなものか分からない。(不妊治療は)期間が限定されるので、できるだけ治療がスムーズにいくような休みを取りやすい理解をしていただけるとありがたい」(NPO法人Fine 松本亜樹子理事長)
yahooニュース(TBS) 3/2(金) 19:32
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