岐阜県警の採用試験 体力検査ハードル低く
2018年02月27日09:14
◆新年度から人材確保へ一手
岐阜県警は新年度からの警察官採用試験の2次試験で行われる体力検査の判定基準を見直し、初めて公表する。人材獲得競争が激化する中で、一部種目の基準を緩和し、より幅広い分野の優秀な人材の確保につなげる。体力検査の基準見直しは、2008年度以来10年ぶり。
県警警務課によると、採用試験の体力検査では8種目が行われている。うち、反復横跳びや上体起こしなど5種目で回数などの基準を緩和した。2種目以上基準を下回った場合に不合格としていたことも明らかにした。基準の詳細は、3月1日から県警ホームページなどで公表される。
また、中国語やポルトガル語の一定の資格の保持者や、中学卒業以降に地区予選を経て全国規模のスポーツ大会出場経験者には、新たに1次試験の教養試験で加点する。
同課によると、本年度の申し込みは1569人(前年度比202人減)で、1次試験の受験者は889人(同42人減)。合格倍率は前年度に続き4・8倍で、過去10年で最低となっている。
2018年02月27日09:14
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◆新年度から人材確保へ一手
岐阜県警は新年度からの警察官採用試験の2次試験で行われる体力検査の判定基準を見直し、初めて公表する。人材獲得競争が激化する中で、一部種目の基準を緩和し、より幅広い分野の優秀な人材の確保につなげる。体力検査の基準見直しは、2008年度以来10年ぶり。
県警警務課によると、採用試験の体力検査では8種目が行われている。うち、反復横跳びや上体起こしなど5種目で回数などの基準を緩和した。2種目以上基準を下回った場合に不合格としていたことも明らかにした。基準の詳細は、3月1日から県警ホームページなどで公表される。
また、中国語やポルトガル語の一定の資格の保持者や、中学卒業以降に地区予選を経て全国規模のスポーツ大会出場経験者には、新たに1次試験の教養試験で加点する。
同課によると、本年度の申し込みは1569人(前年度比202人減)で、1次試験の受験者は889人(同42人減)。合格倍率は前年度に続き4・8倍で、過去10年で最低となっている。