https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/k10011346581000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011
2月28日 20時55分
去年12月、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、台車を製造した川崎重工業が28日夜会見を開き、作業を担当した班長が、設計上、削ってはいけない台車枠の鋼材を薄く削っていたことを認めた上で、「品質管理体制に問題があった」と述べ謝罪しました。
東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、JR西日本は28日、台車枠に使われている鋼材が、製造の段階で本来よりも薄く削られていたため強度が不足していたことが原因とみられると発表しました。
これを受けて、台車を製造した川崎重工業は28日夜7時すぎから神戸市内で会見を開き、冒頭で金花芳則社長が「当社製の台車に亀裂が発生し、日頃の利用者を始め、JR西、東海、関係の方々に多大なるご迷惑と心配をおかけしましたことを、お詫び申し上げます」と謝罪しました。
そのうえで、作業を担当した班長が、設計上、削ってはいけないとされる台車枠の鋼材の底の部分を薄く削っていたことを認め、台車の強度に影響したとみられるとの見解を明らかにしました。
また、こうした製品が出荷された原因として、具体的な作業について製造現場への指示があらく、判断を任せすぎていたことや、現場に指示をした生産技術部門が細かい作業内容を確認していなかったことなどをあげました。
さらに、台車枠が完成した時点での検査項目に今回、削りすぎた部分が入っていなかったことも明らかにしました。
川崎重工業は、「品質管理体制に問題があった」と認めた上で、今後は再発防止を徹底したいとしています。
2月28日 20時55分
去年12月、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、台車を製造した川崎重工業が28日夜会見を開き、作業を担当した班長が、設計上、削ってはいけない台車枠の鋼材を薄く削っていたことを認めた上で、「品質管理体制に問題があった」と述べ謝罪しました。
東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、JR西日本は28日、台車枠に使われている鋼材が、製造の段階で本来よりも薄く削られていたため強度が不足していたことが原因とみられると発表しました。
これを受けて、台車を製造した川崎重工業は28日夜7時すぎから神戸市内で会見を開き、冒頭で金花芳則社長が「当社製の台車に亀裂が発生し、日頃の利用者を始め、JR西、東海、関係の方々に多大なるご迷惑と心配をおかけしましたことを、お詫び申し上げます」と謝罪しました。
そのうえで、作業を担当した班長が、設計上、削ってはいけないとされる台車枠の鋼材の底の部分を薄く削っていたことを認め、台車の強度に影響したとみられるとの見解を明らかにしました。
また、こうした製品が出荷された原因として、具体的な作業について製造現場への指示があらく、判断を任せすぎていたことや、現場に指示をした生産技術部門が細かい作業内容を確認していなかったことなどをあげました。
さらに、台車枠が完成した時点での検査項目に今回、削りすぎた部分が入っていなかったことも明らかにしました。
川崎重工業は、「品質管理体制に問題があった」と認めた上で、今後は再発防止を徹底したいとしています。