http://www.sankei.com/smp/west/news/180228/wst1802280037-s1.html
和歌山市で商業施設「フォルテワジマ」を展開する「和島興産」(梅田千景社長)が昨秋から生産を開始した高級きのこ「黒あわび茸」の出荷が、同社工場「あわび茸ファーム」(岩出市根来)で本格化している。同社では、和歌山発の高級食材としてPRしていこうと、生産技術を充実させ、知名度向上に向けた取り組みを進めている。
黒あわび茸はヒラタケの仲間で、表面は黒から茶褐色で、アワビに似た食感から名付けられた。低カロリーで食物繊維が豊富。ビタミンB群など栄養価も高い。長野県などで作られてきたが、生産規模は小さく、同社が和歌山の特産にしようと、昨年10月から生産を始めた。
工場では、土台になる「培地」に、種菌を入れて培養。その後、培地の一部を削り落とし、約2週間かけて発芽させる。年間60トンの生産を目指しているものの、現在の生産ペースでは3分の1程度の生産にとどまるという。温度や湿度の調整が難しく、雑菌にも弱いことから、安定した生産に向けて従業員7人は試行錯誤を続けている。
フォルテワジマや「道の駅ねごろ歴史の丘」で販売しているほか、大阪市中央卸売市場にも出荷。将来的には東京都中央卸売市場への進出も目指す。
バター焼きや炊き込みご飯、アヒージョなどの料理に向いており、フォルテワジマとねごろ歴史の丘では、料理を紹介するレシピブックも設置。同工場の藤原勝所長は「生産技術を高めるとともに知名度を上げて、黒あわび茸の一大産地と呼ばれるように頑張りたい」と意気込んでいる。
きのこ
アワビ
和歌山市で商業施設「フォルテワジマ」を展開する「和島興産」(梅田千景社長)が昨秋から生産を開始した高級きのこ「黒あわび茸」の出荷が、同社工場「あわび茸ファーム」(岩出市根来)で本格化している。同社では、和歌山発の高級食材としてPRしていこうと、生産技術を充実させ、知名度向上に向けた取り組みを進めている。
黒あわび茸はヒラタケの仲間で、表面は黒から茶褐色で、アワビに似た食感から名付けられた。低カロリーで食物繊維が豊富。ビタミンB群など栄養価も高い。長野県などで作られてきたが、生産規模は小さく、同社が和歌山の特産にしようと、昨年10月から生産を始めた。
工場では、土台になる「培地」に、種菌を入れて培養。その後、培地の一部を削り落とし、約2週間かけて発芽させる。年間60トンの生産を目指しているものの、現在の生産ペースでは3分の1程度の生産にとどまるという。温度や湿度の調整が難しく、雑菌にも弱いことから、安定した生産に向けて従業員7人は試行錯誤を続けている。
フォルテワジマや「道の駅ねごろ歴史の丘」で販売しているほか、大阪市中央卸売市場にも出荷。将来的には東京都中央卸売市場への進出も目指す。
バター焼きや炊き込みご飯、アヒージョなどの料理に向いており、フォルテワジマとねごろ歴史の丘では、料理を紹介するレシピブックも設置。同工場の藤原勝所長は「生産技術を高めるとともに知名度を上げて、黒あわび茸の一大産地と呼ばれるように頑張りたい」と意気込んでいる。
きのこ
![【食】アワビに似た食感「黒あわび茸」の出荷本格化 「和歌山を一大産地に」 ->画像>14枚](http://www.sankei.com/images/news/180228/wst1802280037-p1.jpg)
アワビ
![【食】アワビに似た食感「黒あわび茸」の出荷本格化 「和歌山を一大産地に」 ->画像>14枚](https://rz.anime-tube.win/pic.php?http://imgur.com/o9rCikV.jpg)