医師免許を持たずに医療行為を行ったとして、和歌山県警和歌山西署などは19日、医師法違反容疑で、韓国籍で和歌山市元寺町のネイルサロン「Nail Diva」経営、李ハナ容疑者(37)=同市美園町=を再逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
再逮捕容疑は、平成28年2月〜29年12月、医師免許を持たず、同店で女性客2人に対し3回にわたり、アートメークの施術として、上まぶたに顔料を注入する医療行為を行ったとしている。
同署によると、李容疑者は1回2万1600円でアートメークの施術を行うとうたっていたという。李容疑者は24年の夏ごろから同店を経営していたといい、余罪もあるとみて調べている。
同署は1月、高級ブランド「シャネル」のロゴに似せたネイルアートのパーツを販売目的で所持していたとして、商標法違反(販売目的所持)容疑で李容疑者を現行犯逮捕し、和歌山地検に送検。さらに昨年12月、美容師免許を持たず、まつげに人工毛を付け足して濃く長く見せる「まつげエクステンション」の施術を行ったとして、美容師法違反容疑でこの日、和歌山地検に追送検した。
2018.2.20 07:35
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180220/wst1802200011-n1.html