神奈川県川崎市のマンションで猫23匹を不衛生な環境で飼育し、虐待していたとして、62歳の女が逮捕された。
動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは住所不定、自称デザイナーの堀口妙子容疑者。警察によると堀口容疑者は去年12月、川崎市のマンションの一室で猫23匹をふんや尿の世話をしないまま不衛生な環境でケージに閉じ込め、虐待した疑いがもたれている。
去年12月に警察や猫の保護団体などが部屋に踏み込んだ際、1匹はすでに死んでいたという。
―部屋に入った時の様子は?
高円寺ニャンダラーズ・佐藤洋平代表「臭いはかなり強烈。おしっこやうんちの臭い」「(猫は)身動きがとれない状態。ケージの中で」「紙皿のご飯を食べると、そこに上手におしっこをするというか自分の周りをなるべく汚さないように暮らしてたような切ない感じ」
堀口容疑者は調べに対し「捨て猫を拾っていた。えさは与えていたから虐待していない」と容疑を否認しているという。
堀口容疑者は先月、この部屋から保護された猫を取り戻そうと動物愛護センターに侵入したとして現行犯逮捕されていた。
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