市教委部長がセクハラ、女性職員の体触る 「認識ない」と話すも退職 兵庫・三木市、被害者特定配慮し公表せず
兵庫県三木市教育委員会こども未来部の前部長(56)=9日付で退職=が、女性職員の体を触るセクハラ行為をしたとして、戒告の懲戒処分を受けていたことが13日、市教委への取材で分かった。市教委は被害者の特定につながる恐れがあるとして、処分を公表していなかった。
市教委によると、セクハラ行為は昨年末、女性職員から市の内部機関に申し出があり発覚。
前部長は調査に事実関係をおおむね認め、今年1月21日に「一身上の都合」を理由に辞表を提出したという。市教委はセクハラ行為を認定し、2月9日付で戒告処分とした上で辞表を受理した。
市教委は処分時や退職時にセクハラ行為を公表していなかった。市教委幹部は「被害女性からの希望もあり公表しなかった。隠すつもりはなかった」としている。
一方、前部長は産経新聞の取材に対し、「(セクハラ行為をした)認識はない。体調不良で退職した」と話している。
ソース
http://www.sankei.com/west/news/180213/wst1802130041-n1.html