ロシア核施設で「ビットコイン採掘」個人的利用を理由に職員を拘束
【AFP=時事】ロシアの核研究施設内のコンピューターで仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の「マイニング(採掘)」を試みたとして、複数の技術者が身柄を拘束された。同国のインタファクス(Interfax)通信などが9日、報じた。
この施設は、同国サロフ(Sarov)にあるロシア連邦核センター(Russian Federal Nuclear Centre)。国営原子力企業ロスアトム(Rosatom)の監督の下、核兵器を開発している。
同センター関係者がインタファクス通信に語ったところによると、技術者らは「職務用コンピューター機器を、いわゆる『採掘』を含む個人的用途に利用しようとした」ことを理由に身柄を拘束された。
同関係者は、この試みは事前に阻止され、技術者たちに対する犯罪捜査が開始されたと説明。拘束された技術者の人数は明らかにしていない。
【翻訳編集】AFPBB News
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14281508/