“半裸投稿”の高裁判事のアカウント? 女子高生殺害事件でSNSに配慮ない投稿続く
2018年2月10日 1時6分
http://news.livedoor.com/article/detail/14281324/
東京都江戸川区のアパートで同区の高校3年、岩瀬加奈さん=当時(17)=が殺害された事件をめぐり、東京高裁の岡口基一判事(51)がツイッターで配慮のない投稿をしたとして、遺族が高裁に処分を求めた問題。
岡口判事のものとみられるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)アカウントでは、その後も、事件に関連する投稿が続いている。高裁は岡口判事に聞き取りを行い、処分の是非を検討中。インターネットでは遺族に対する批判も持ち上がる中、被害者支援に詳しい専門家らは「心情を想像すべきだ」と指摘する。
「お前は悪くない」
《冷静に考えると大騒ぎするような内容じゃないからね》
質問交流サイト「Ask・fm」(アスク・エフエム)の岡口判事のものとみられるアカウントには、問題に反応したユーザーに対する返答として、こんな言葉が書き込まれていた。
事の発端は、岡口判事が実名のツイッターアカウントで昨年12月15日に行った投稿だ。岩瀬さんの事件では同月1日、東京高裁が、強盗殺人罪などに問われた青木正裕被告(31)=上告中=に、1審に続いて無期懲役判決を言い渡していた。
岡口判事は、「無惨にも殺されてしまった17歳の女性」(原文ママ)などのコメントとともに、2審判決を閲覧できる裁判所ウェブサイトのURLを投稿。その後、岩瀬さんの遺族が岡口判事のアカウントに対して、投稿の理由をツイッターでただしたところ、遺族への説明はないまま投稿が削除された。遺族は投稿は「配慮がない」として、同月26日に高裁に厳重処分を求める要望書を提出した。
当初、質問交流サイトには《遺族の気持ちを思うと、俺は黙っておくのが一番だよ》との記載もあったが、その後も関連する話題が投稿されている。
岡口判事のものとみられる投稿は、別のSNSにも。《実は、今回問題になったツイートは、フェイスブックでもつぶやいていたのだが、こちらは、削除要請がないので、そのままにしている》。「岡口基一」のフェイスブックアカウントでは、この文言とともに、同じ裁判所ウェブサイトのURLを添付した過去の書き込みが再投稿された。
「お前は何も悪くはない」と知人に言われたことや、「判決文の公開は民主主義の基本」とした記事のリンクなども、ツイッターで発信。一部の投稿はすでに削除されている。
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