宮城県登米市の障害者支援施設「若草園」の40代の男性職員が昨年12月、利用者2人に食事を複数回与えなかったのは虐待に当たるとして、施設を懲戒解雇されていたことが5日、分かった。
施設を運営する社会福祉法人恵泉会法人本部によると、職員は昨年12月上旬、30代の男性利用者が複数回、食事を拒んだため食べさせる努力を怠った。同時期、60代の男性利用者の血糖値を下げようと勝手に判断し複数回の食事を抜いた。
60代の男性利用者の訴えで発覚。職員は「申し訳ない」と事実を認め、以前も食事を与えなかったことがあると話しているという。
同本部は「悪意がなかったとしても食事をさせる仕事は全うすべきで、利用者に不利益があってはならない」とし、12月13日に規定により懲戒解雇を決定。翌日に法人幹部と職員が利用者本人と家族に謝罪した。
恵泉会は同月、県と登米市に事実を報告。運営する市内の福祉施設の職員約520人に再発防止の徹底を求めた。
ソース
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180206_13013.html
施設を運営する社会福祉法人恵泉会法人本部によると、職員は昨年12月上旬、30代の男性利用者が複数回、食事を拒んだため食べさせる努力を怠った。同時期、60代の男性利用者の血糖値を下げようと勝手に判断し複数回の食事を抜いた。
60代の男性利用者の訴えで発覚。職員は「申し訳ない」と事実を認め、以前も食事を与えなかったことがあると話しているという。
同本部は「悪意がなかったとしても食事をさせる仕事は全うすべきで、利用者に不利益があってはならない」とし、12月13日に規定により懲戒解雇を決定。翌日に法人幹部と職員が利用者本人と家族に謝罪した。
恵泉会は同月、県と登米市に事実を報告。運営する市内の福祉施設の職員約520人に再発防止の徹底を求めた。
ソース
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180206_13013.html