https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180125/k10011302741000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_022
1月25日 20時04分
先月、兵庫県芦屋市内を走行中のJR東海道線の快速電車から重さが最大で10キロ余りあるアルミ製のカバー合わせて3枚が線路の周辺に落下していたことがわかりました。JR西日本は、電車の運行に影響はなかったとしていますが、点検を強化しています。
JR西日本によりますと、先月30日、兵庫県の芦屋駅を出発したJR東海道線の快速電車で、車両の床下にある電力を供給する装置の部品が故障し、部品を覆っていたアルミ製のカバー3枚が駅のすぐ近くの線路周辺に落下したということです。
落下したカバーの大きさは最大で縦58.5センチ、横84センチ、重さが10.2キロで、運転士が翌朝行った車両点検でなくなっているのに気付いたということです。
カバーの中にあった部品がショートして、内部の空気圧が高まったことが落下の原因と見られています。
乗客などにけがはなく、電車の運行にも影響はなかったいうことですが、JR西日本は同じタイプの装置の点検を強化しています。
落下の事実を25日まで公表しなかったことについて、JR西日本は、原因の調査が終わっていなかったためだとしていて、近畿統括本部車両課の今村洋一課長は「今後は発表が遅くならないようにしていきたい」としています。
JR西日本をめぐっては、先月11日、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題でも、異常を認識していた社員がいたにもかかわらず走行を続けていたことが明らかになり、安全管理の在り方が課題になっています。
1月25日 20時04分
先月、兵庫県芦屋市内を走行中のJR東海道線の快速電車から重さが最大で10キロ余りあるアルミ製のカバー合わせて3枚が線路の周辺に落下していたことがわかりました。JR西日本は、電車の運行に影響はなかったとしていますが、点検を強化しています。
JR西日本によりますと、先月30日、兵庫県の芦屋駅を出発したJR東海道線の快速電車で、車両の床下にある電力を供給する装置の部品が故障し、部品を覆っていたアルミ製のカバー3枚が駅のすぐ近くの線路周辺に落下したということです。
落下したカバーの大きさは最大で縦58.5センチ、横84センチ、重さが10.2キロで、運転士が翌朝行った車両点検でなくなっているのに気付いたということです。
カバーの中にあった部品がショートして、内部の空気圧が高まったことが落下の原因と見られています。
乗客などにけがはなく、電車の運行にも影響はなかったいうことですが、JR西日本は同じタイプの装置の点検を強化しています。
落下の事実を25日まで公表しなかったことについて、JR西日本は、原因の調査が終わっていなかったためだとしていて、近畿統括本部車両課の今村洋一課長は「今後は発表が遅くならないようにしていきたい」としています。
JR西日本をめぐっては、先月11日、東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題でも、異常を認識していた社員がいたにもかかわらず走行を続けていたことが明らかになり、安全管理の在り方が課題になっています。