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1月19日 19時22分
大分県国東市にある特別養護老人ホームで、先月から今月にかけて入所者や利用者合わせて3人がレジオネラ菌に感染し、このうち90代の男性1人が死亡していたことがわかりました。
大分県によりますと、大分県国東市にある特別養護老人ホームでは、先月から今月にかけて入所者や利用者の男性合わせて3人がせきや発熱の症状を訴え、検査の結果、いずれもレジオネラ菌に感染していたことがわかりました。
このうち利用者の90代の男性1人がレジオネラ菌の感染によって肺炎を発症し、今月14日に死亡したということです。
レジオネラ菌は循環式の浴槽や加湿器などが感染源になることが報告されていて、抵抗力の低下した人が感染した場合、せきなどの症状が急激に重症化することがあります。
今回、保健所が調査したところ、特別養護老人ホームの加湿器からもレジオネラ菌が検出されたということで、施設では加湿器の使用を禁止して、今後、交換することにしたほか、入浴の設備についても安全が確認されるまで使用を見合わせているということです。