https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180117/k10011291511000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_021
1月17日 5時00分
住み慣れた自宅で人生の最期を迎えたいという高齢者が多いことから、厚生労働省は、終末期の治療方法を選ぶ手順などを定めたガイドラインの改定案をまとめました。あらかじめ患者本人が家族や主治医と繰り返し話し合い、内容を文書で残しておくなどとしています。
回復の見込みがない高齢の患者などに対する終末期医療について、厚生労働省は11年前に治療方法を選ぶ手順などを定めたガイドラインを作成しましたが、住み慣れた自宅で治療を受けるための手順が明確ではなかったため、今回、改定案をまとめました。
それによりますと、終末期医療では、患者本人の意思を尊重して治療を進めることが最も重要だとしたうえで、主治医や看護師、それに、家族などとあらかじめ治療方法について話し合うことが必要だとしています。
患者の意思は病状が進むにつれて変わる可能性があるほか、高齢者の場合、認知症などになって意思が伝えられなくなる可能性もあるため、繰り返し話し合い、そのつど、内容を文書で残しておくこととしています。
終末期医療をめぐっては、平成24年の調査で半数以上の患者が住み慣れた自宅で最期を迎えたいと希望していますが、実際は7割以上の人が病院で亡くなっていて、厚生労働省はことしの3月末までにガイドラインを改定し広く周知することにしています。
1月17日 5時00分
住み慣れた自宅で人生の最期を迎えたいという高齢者が多いことから、厚生労働省は、終末期の治療方法を選ぶ手順などを定めたガイドラインの改定案をまとめました。あらかじめ患者本人が家族や主治医と繰り返し話し合い、内容を文書で残しておくなどとしています。
回復の見込みがない高齢の患者などに対する終末期医療について、厚生労働省は11年前に治療方法を選ぶ手順などを定めたガイドラインを作成しましたが、住み慣れた自宅で治療を受けるための手順が明確ではなかったため、今回、改定案をまとめました。
それによりますと、終末期医療では、患者本人の意思を尊重して治療を進めることが最も重要だとしたうえで、主治医や看護師、それに、家族などとあらかじめ治療方法について話し合うことが必要だとしています。
患者の意思は病状が進むにつれて変わる可能性があるほか、高齢者の場合、認知症などになって意思が伝えられなくなる可能性もあるため、繰り返し話し合い、そのつど、内容を文書で残しておくこととしています。
終末期医療をめぐっては、平成24年の調査で半数以上の患者が住み慣れた自宅で最期を迎えたいと希望していますが、実際は7割以上の人が病院で亡くなっていて、厚生労働省はことしの3月末までにガイドラインを改定し広く周知することにしています。