宮城県労働委員会は、仙台市の和菓子店が「労働組合活動」を理由に、従業員を解雇したのは不当だとして、この従業員を元の職場に復帰させるよう命令を出した。
県労働委員会の命令書によると、宮城野区の和菓子店「北上京だんご本舗」に勤めていた53歳の男性は、1カ月間の休日が2日ほどしかなく、それにともなう残業代も支払われていなかった。
そのため男性は、2016年2月に労働組合を結成したが、2カ月後、会社側は「労働組合活動」を理由に、男性を解雇した。 男性は、元の職場への復帰などを求めて、県労働委員会に申し立てを行った。
県労働委員会は、2017年12月、男性側の訴えを全面的に認め、「元の職場への復帰」と、「解雇期間中の給与」を支払うよう、会社側に命令書を出した。
元従業員の男性は「今まで、給料遅配とか、いろんな問題があった。労働条件を良くして、会社を良くしていきたい」と話した。 県労働委員会が、不当な労働や解雇を救済する命令を出したのは、およそ4年ぶり。
配信1月9日
仙台放送ニュース
http://ox-tv.jp/nc/smp/article.aspx?d=20180109&no=42
県労働委員会の命令書によると、宮城野区の和菓子店「北上京だんご本舗」に勤めていた53歳の男性は、1カ月間の休日が2日ほどしかなく、それにともなう残業代も支払われていなかった。
そのため男性は、2016年2月に労働組合を結成したが、2カ月後、会社側は「労働組合活動」を理由に、男性を解雇した。 男性は、元の職場への復帰などを求めて、県労働委員会に申し立てを行った。
県労働委員会は、2017年12月、男性側の訴えを全面的に認め、「元の職場への復帰」と、「解雇期間中の給与」を支払うよう、会社側に命令書を出した。
元従業員の男性は「今まで、給料遅配とか、いろんな問題があった。労働条件を良くして、会社を良くしていきたい」と話した。 県労働委員会が、不当な労働や解雇を救済する命令を出したのは、およそ4年ぶり。
配信1月9日
仙台放送ニュース
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