産出額、2年連続全国トップ 和歌山県産ミカン
2018年1月6日更新
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=345441&p=more
和歌山県は5日、2016年度の県内産ミカンの産出額が、前年度より31億円多い308億円となり、2年連続で全国トップになったと発表した。300億円を超えたのは、1998年度以来18年ぶり。県は、JAグループと連携し、2015年度に開始した「厳選出荷促進事業」の成果により、単価が上昇したためとしている。
産出額は、販売単価から流通にかかる経費を除いた額と生産量を掛け合わせた数字。13年度まで4年連続全国トップだったが、単価の低さから14年度は2位に下降した。
生産量は全国トップが続いている一方で、単価が低い要因について県が分析。市場評価を高めようと「厳選出荷」を導入し、15年度にトップに返り咲いた。
「厳選出荷」は県内の主要16選果場で、光センサー選果機を利用し、糖度を選別して出荷する取り組み。9月は糖度9度以上、10月は10度以上、11月は11度以上を「厳選みかん」として出荷。基準以下で甘みが足りないミカンは加工用に仕向け、生果の価格向上を目指している。
2018年1月6日更新
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和歌山県は5日、2016年度の県内産ミカンの産出額が、前年度より31億円多い308億円となり、2年連続で全国トップになったと発表した。300億円を超えたのは、1998年度以来18年ぶり。県は、JAグループと連携し、2015年度に開始した「厳選出荷促進事業」の成果により、単価が上昇したためとしている。
産出額は、販売単価から流通にかかる経費を除いた額と生産量を掛け合わせた数字。13年度まで4年連続全国トップだったが、単価の低さから14年度は2位に下降した。
生産量は全国トップが続いている一方で、単価が低い要因について県が分析。市場評価を高めようと「厳選出荷」を導入し、15年度にトップに返り咲いた。
「厳選出荷」は県内の主要16選果場で、光センサー選果機を利用し、糖度を選別して出荷する取り組み。9月は糖度9度以上、10月は10度以上、11月は11度以上を「厳選みかん」として出荷。基準以下で甘みが足りないミカンは加工用に仕向け、生果の価格向上を目指している。