http://hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23224.html
3年前に地球に大接近したドクロ型小惑星が、今年11月、再び戻ってくることが明らかになった。「2015 TB145」と名付けられたこの小惑星は、2015年10月31日に接近したことから、当時、「ハロウィーン星」とか「グレート・パンプキン(かぼちゃ大王)」の名前で呼ばれた。
「2015 TB145」の大きさは、推定625〜700メートルと東京スカイツリーの高さとほぼ同じ。2015年当時、接近中の姿をレーダーで追跡していたプエルトリコのアレシボ天文台によると、地球と月の距離の1.26倍にあたる48万6000キロまで最接近し、楕円形の軌道を描きながら地球を通り過ぎて行った。
レーダー画像を詳しく解析したスペイン・アンダルシア宇宙物理学研究所の天体物理学者、パブロ・サントス-サンズ氏によると、「2015 TB145」は、2.94時間ごとに自転し、太陽光の反射率率が5〜6%と低いことから、表面が炭のように暗いと考えられる。
サントス-サンズ氏によると、この小惑星は、太陽を周回する間に、水や揮発性物質を失ってしまった「死んだ彗星」である可能性が高く、次に地球に最接近する2018年11月中旬には、前回よりももっと詳しいデータが観測できると期待を寄せている。
3年前に地球に大接近したドクロ型小惑星が、今年11月、再び戻ってくることが明らかになった。「2015 TB145」と名付けられたこの小惑星は、2015年10月31日に接近したことから、当時、「ハロウィーン星」とか「グレート・パンプキン(かぼちゃ大王)」の名前で呼ばれた。
「2015 TB145」の大きさは、推定625〜700メートルと東京スカイツリーの高さとほぼ同じ。2015年当時、接近中の姿をレーダーで追跡していたプエルトリコのアレシボ天文台によると、地球と月の距離の1.26倍にあたる48万6000キロまで最接近し、楕円形の軌道を描きながら地球を通り過ぎて行った。
レーダー画像を詳しく解析したスペイン・アンダルシア宇宙物理学研究所の天体物理学者、パブロ・サントス-サンズ氏によると、「2015 TB145」は、2.94時間ごとに自転し、太陽光の反射率率が5〜6%と低いことから、表面が炭のように暗いと考えられる。
サントス-サンズ氏によると、この小惑星は、太陽を周回する間に、水や揮発性物質を失ってしまった「死んだ彗星」である可能性が高く、次に地球に最接近する2018年11月中旬には、前回よりももっと詳しいデータが観測できると期待を寄せている。