http://www.asahi.com/articles/ASKDV5519KDVIIPE01C.html
急速に発達した低気圧の影響で北海道では26日、風や雪が強まり、吹雪による事故の影響で、後続の約100台の車が一時立ち往生したほか、除雪作業中のラッセル車が脱線した。
同日午前8時半ごろ、名寄市風連町豊里の国道40号で「正面衝突の事故があった」と119番通報があった。同市消防によると、この事故で2人が救急搬送された。現場付近は激しい吹雪で見通しが悪く、事故の影響で現場では一時、後続の車約100台の車が立ち往生した。交通規制は午前10時すぎに解除された。
また、稚内市のJR宗谷線南稚内駅構内で同日午前11時45分ごろ、除雪作業中のラッセル車が脱線した。宗谷線(旭川―稚内)は暴風雪のため終日運転を見合わせていた。
JR北海道によると、ラッセル車は除雪のため、稚内駅を出発して隣の南稚内駅を通過し、間もなく脱線した。JR旭川支社は雪や氷がレールに付着して脱線した可能性があるとみて調べている。
JR宗谷線で脱線したラッセル車。付近の遮断機は下りたままで警報機が鳴り続けた