「準同盟国」と連携強化へ、豪軍と自衛隊で協定
2017年12月25日 07時20分
オーストラリアのターンブル首相が、来年1月中旬に来日する方向で調整していることが明らかになった。
日豪首脳会談では、自衛隊と豪州軍が互いの国内で円滑に活動するための協定について、大枠で合意する見通しだ。
日本政府は2018年中に英国とも同様の協定の協議に着手することを目指している。
朝鮮半島や東・南シナ海の情勢の緊迫化に備え、米国に加え「準同盟国」との連携を強化し、安全保障協力を多角的に深める狙いがある。
日豪両政府の関係者が明らかにした。
協定は「訪問部隊地位協定(VFA)」で、通称は「日豪円滑化協定」となる見通し。
日本は、同盟国の米国とは長期駐留を前提とした日米地位協定を結んでいるが、VFAについて大枠合意するのは初めてとなる。
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ソース 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171225-OYT1T50000.html