宮崎空港で手荷物検査時間短縮
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063793561.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
年末の空港が混み合う時期を前に、手荷物を預け入れる際の待ち時間が半分程度になる、
全国初の取り組みが宮崎空港で始まりました。
エックス線検査と、カウンターでの荷物の受け付けの順番を入れ替えるもので、
取り組みを始めた全日空は、効果を検証したうえで全国の地方空港に広げていきたいとしています。
大きな荷物を持った乗客が多い帰省ラッシュなどの時期は、空港の預け入れ手荷物を調べる
エックス線検査機の前に長い行列ができ、乗客のストレスや、場合によっては
出発の遅れにつながるケースもあり課題となっています。
全日空が23日から宮崎空港で始めた取り組みは、「検査機」と「手荷物カウンター」の位置を
入れ替えるもので、乗客はスーツケースなどを検査機に通す前に、カウンターで預け入れの手続きを済ませます。
この結果、これまで検査を担当する職員が行っていた、
航空券を見せてもらってどの荷物を預けるか聞き、荷物にシールを貼ってよいか尋ねるという
3つの質問を省くことができるようになり、検査にかかる時間を半分ほどに短縮できるということです。
宮崎空港では、夏休みなど最も混雑する時には1時間半待ちの行列ができることもあったということですが、
23日は最も混雑する午前7時すぎでも行列の長さは10メートルほど、待ち時間は5分余りで済んでいました。
家族と東京に行くという40代の女性は
「いつもの手順と違って驚きましたが、スムーズに進むことができました」
と話していました。
全日空によりますとこうした取り組みは全国で初めてで、効果を検証したうえで、
費用の面から自動化設備の導入が難しい地方空港に広げていきたいとしています。
全日空宮崎空港所の柴田訓男所長は
「いかに待ち時間を減らすか研究した結果、この方法を思いついた。
混雑による乗客の不快感を少しでも軽減していきたい」
と話しています。
12/23 12:15