0001みつを ★
2017/12/24(日) 04:18:45.64ID:CAP_USER92017年12月22日 14:05 発信地:東京/日本
後藤崇志(滋賀県立大学人間文化学部助教)、中西一雄(守山市教育研究所研究員(研究当時))、加納圭(滋賀大学教育学部准教授)による共同研究プロジェクトでは、公立小学校に通う3600名以上の児童(3年生〜6年生)を対象に1年間にわたる学習意欲の追跡調査を行い、理科の実験ワークショップを行うことが理科離れの解消にどの程度有効であるかを検討した。
その結果、実験ワークショップへの参加は、児童の学習意欲を伸ばすという点では有効であることが明らかになった。
この研究は、後藤崇志(滋賀県立大学人間文化学部助教)、中西一雄(守山市教育研究所研究員(研究当時))、加納圭(滋賀大学教育学部准教授)の共同研究プロジェクトとして、博報財団「第10回児童教育実践についての研究助成」の支援を受けて行われたもの。
滋賀県守山市で理科の実験ワークショップを行いながら、市内のすべての公立小学校に通う3600名以上の児童(3年生〜6年生)を対象に1年間にわたる学習意欲の追跡調査を行い、理科の実験ワークショップを行うことが理科離れの解消にどの程度有効であるかを検討した。
その結果、実験ワークショップの参加は児童の学習意欲を伸ばすという点で有効ではあるが、学習意欲の低い児童まで幅広く多くの参加者を獲得するための工夫が必要であるという課題が明らかになった。
理科の実験ワークショップの有効性について、これだけ大規模な調査によって検討を行うのは、世界的にも例の少ない貴重な試みであり、本研究成果をまとめた論文は「Learning and Individual Differences」誌に採択され、2017年12月9日にオンライン上で早期公開されている。
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