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12月21日 5時09分
スペイン北東部のカタルーニャ州で、スペインからの独立の是非を最大の争点にした州議会選挙の投票が21日午前(日本時間21日夕方)から始まります。事前の世論調査では独立支持派と反対派がきっ抗していて、市民がどのような判断を示すのか注目されます。
カタルーニャ州ではことし10月、州議会がスペインからの一方的な独立宣言を可決しましたが、中央政府が対抗措置として州議会を解散したため、選挙が行われます。
選挙戦では、中央政府から州首相を解任されたプチデモン氏が率いる政党などが、中央政府はカタルーニャを抑圧しているとして独立を訴えているのに対し、中道右派の新興政党などは、独立運動で経済が悪化し社会が混乱しているとして独立反対派への投票を呼びかけてきました。
スペインの新聞各紙の世論調査では独立支持派と反対派がきっ抗していて、支持派が議会の過半数の議席を獲得する可能性もあり、市民がどのような判断を示すか注目されます。
投票率は80%以上になる見通しだと伝えられるなど高い関心が集まっていて、州都バルセロナの市民は「今回の選挙で独立支持派が多いのか少ないのかがはっきりする。問題の解決につながってほしい」と話していました。
投票は21日午前9時(日本時間21日午後5時)からカタルーニャ州内の2680か所の投票所で行われ、即日開票されます。
12月21日 5時09分
スペイン北東部のカタルーニャ州で、スペインからの独立の是非を最大の争点にした州議会選挙の投票が21日午前(日本時間21日夕方)から始まります。事前の世論調査では独立支持派と反対派がきっ抗していて、市民がどのような判断を示すのか注目されます。
カタルーニャ州ではことし10月、州議会がスペインからの一方的な独立宣言を可決しましたが、中央政府が対抗措置として州議会を解散したため、選挙が行われます。
選挙戦では、中央政府から州首相を解任されたプチデモン氏が率いる政党などが、中央政府はカタルーニャを抑圧しているとして独立を訴えているのに対し、中道右派の新興政党などは、独立運動で経済が悪化し社会が混乱しているとして独立反対派への投票を呼びかけてきました。
スペインの新聞各紙の世論調査では独立支持派と反対派がきっ抗していて、支持派が議会の過半数の議席を獲得する可能性もあり、市民がどのような判断を示すか注目されます。
投票率は80%以上になる見通しだと伝えられるなど高い関心が集まっていて、州都バルセロナの市民は「今回の選挙で独立支持派が多いのか少ないのかがはっきりする。問題の解決につながってほしい」と話していました。
投票は21日午前9時(日本時間21日午後5時)からカタルーニャ州内の2680か所の投票所で行われ、即日開票されます。