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12月20日 5時06分
世界的にEVシフトが進む中、トヨタ自動車は、交通渋滞が深刻なアジアの新興国では最寄りの駅とオフィスの間など短距離の移動に小型の電気自動車が役立つとして、タイで実証実験を始めました。
この実証実験はトヨタがタイの大学と共同で始めたもので、バンコクにある大学で、19日、式典が開かれました。
アジアの新興国では深刻な渋滞が経済成長の妨げになっていて、トヨタでは最寄りの駅とオフィスの間など短距離の移動に小型の電気自動車が役立ち、渋滞緩和や排ガスの削減につながると見ています。
このため実験では、1人乗りの電気自動車を最大で30台用意し、学生や教職員らが最寄りの駅近くから校舎などへの移動に利用できるようにしています。電気自動車はスマートフォンで予約し、利用料金は、最初の20分がおよそ100円で、その後は1分ごとにおよそ7円ずつ課金される仕組みです。
トヨタではこの実験を2年かけて行い、利便性の検証など普及に向けた課題を探ることにしています。タイトヨタのニンナート会長は「この実験には都市部の人々の移動の選択肢を増やす狙いがある。最寄りの公共交通機関と目的地をつなぐ手段として活用してほしい」と話していました。
12月20日 5時06分
世界的にEVシフトが進む中、トヨタ自動車は、交通渋滞が深刻なアジアの新興国では最寄りの駅とオフィスの間など短距離の移動に小型の電気自動車が役立つとして、タイで実証実験を始めました。
この実証実験はトヨタがタイの大学と共同で始めたもので、バンコクにある大学で、19日、式典が開かれました。
アジアの新興国では深刻な渋滞が経済成長の妨げになっていて、トヨタでは最寄りの駅とオフィスの間など短距離の移動に小型の電気自動車が役立ち、渋滞緩和や排ガスの削減につながると見ています。
このため実験では、1人乗りの電気自動車を最大で30台用意し、学生や教職員らが最寄りの駅近くから校舎などへの移動に利用できるようにしています。電気自動車はスマートフォンで予約し、利用料金は、最初の20分がおよそ100円で、その後は1分ごとにおよそ7円ずつ課金される仕組みです。
トヨタではこの実験を2年かけて行い、利便性の検証など普及に向けた課題を探ることにしています。タイトヨタのニンナート会長は「この実験には都市部の人々の移動の選択肢を増やす狙いがある。最寄りの公共交通機関と目的地をつなぐ手段として活用してほしい」と話していました。