沼津市長が公私混同を理由に減給
12月16日 12時31分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033658411.html
沼津市の大沼明穂市長は先月開いた政治資金パーティーの際、市の業務に使われる封筒で後援会の入会申込書を配ったのは公私混同だったとして15日、市議会にみずから給与を減らす条例案を提案し、賛成多数で可決されました。
沼津市の大沼市長は先月22日市内のホテルで政治資金パーティーを開きましたが、その際、市の業務に使われる封筒に後援会の入会申込書を入れて配布したのは公私混同だと市議会の一部から指摘を受けていました。
大沼市長はこの問題について15日に最終日を迎えた沼津市の定例議会で「市のパンフレットを配布するためだったが後援会の入会申込書を一緒に入れるべきではなかった」などと述べて公私混同があったことを認めて謝罪し、みずから給与を減らす条例案を提案しました。
条例案は大沼市長の給与を3か月間10分の4に減らすもので、沼津市議会は15日夜遅くに本会議を開き、減給条例案を賛成多数で可決しました。
可決を受けて大沼市長は「素直に反省しています。公私を間違えたことは事実なので、今後は自分を律することにつきると思う」と話していました。