中学校で生徒110人超が体調不良で欠席 集団食中毒か 福岡
12月13日 17時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011257011000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_029
福岡市の中学校で12日、100人を超える生徒や教員が体調不良を訴えて学校を欠席し、
このうち5人から食中毒を引き起こす細菌のカンピロバクターが検出されたということです。
福岡市は、関西方面への修学旅行中での集団食中毒の疑いがあると見て、詳しい原因を調べています。
福岡市によりますと、城南区の城南中学校では11日、生徒の保護者から「子どもが体調を崩している」といった連絡が相次ぎ、
さらに12日になって、中学2年の114人の生徒と教員3人の合わせて117人が、おう吐や発熱などの体調不良を訴え、学校を欠席しました。
今のところ、症状が重かったり入院したりした生徒や教員はいないということです。
城南中学校では、今月9日までの3日間、中学2年の264人と教員14人が修学旅行で関西方面に行っていて、体調不良を訴えている生徒や教員はいずれも参加していました。
学校を欠席している生徒は13日も68人に上り、これまでに医療機関の検査を受診した5人から、食中毒を引き起こす細菌のカンピロバクターが検出されたということです。
カンピロバクターは、生の肉に付着していることが多く、福岡市では、集団食中毒の疑いがあると見て、修学旅行先の自治体とも連携し、詳しい原因を調べています。