インサイダー、男性勧告 証券取引等監視委員会
2017/12/8 21:31
https://this.kiji.is/311817150955291745
公表前に入手した業務提携情報に基づいて化粧品会社の株を買い付けるインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は8日、東京都の50代の男性会社役員に223万円の課徴金を課すよう金融庁に勧告した。
関係者によると、男性は「この会社は成長する」などと、複数の知人に株の購入を勧めていた。元サッカー日本代表の武田修宏氏(50)も、これに応じて利益を上げたという。
武田氏の所属事務所ホリプロの担当者は「監視委の聴取を受けたのは事実だ。結果的には違法ではなかったが、不勉強が招いたことで本人は反省している」と話した。