屋久島学生水死事故 九大教授を書類送検
12/08 12:40
http://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2017120800026944
去年9月、屋久島の川で九州大学の男子学生が水死した事故で、鹿児島県警は8日までに、引率していた教授を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、九州大学の吉田茂二郎教授です。
県警や九州大学によりますと、この事故は去年9月、屋久島町の安房川で、野外研究中だった当時19歳の男子大学生が溺れ、死亡したものです。
現場の川幅はおよそ80メートルで男子学生は、他の学生らおよそ10人と対岸に向かって泳いでいたところ溺れました。
九州大学の事故報告書によると、吉田教授は救命胴衣を準備をせずに学生らを泳がせていて、事故の前の年には、野外研究に参加した学生から、「溺れかけた」とのレポートが出されていました。
県警は、おととい付けで業務上過失致死の疑いで、吉田教授を鹿児島地検に書類送検しました。
九州大学は「二度と事故が起きないよう万全を期す」とコメントしています。