読売新聞 2017年12月06日 12時45分
新潟県が管理する加治川治水ダム(同県新発田市)で今年6月、予告なしに放流して下流にいた母子が流されてけがを負った事故で、
県警は6日、県の担当職員2人を業務上過失致傷の疑いで新潟地検新発田支部に4日付で書類送検したことを明らかにした。
2人は、同県新発田地域振興局地域整備部ダム管理課のいずれも50歳代の男性課長と男性職員。
県警などによると、2人は6月17日、ツアー客に見せる観光放流を行った際、規則に基づく下流への事前告知をせずに放流量を増やし、
約4・5キロ下流で遊んでいた小学4年生の男子児童(9)と母親(45)が流される事故を引き起こし、それぞれ軽傷を負わせた疑い。
調べに対し、2人はいずれも容疑を認めている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171206-OYT1T50058.html