青果会社に勤務していた娘が自殺したのは、職場のパワハラが原因と両親が会社などを訴えた控訴審の判決で、名古屋高裁は一審を上回る約5500万円の支払いを会社などに命じました。
訴えを起こしていたのは2012年に自殺した名古屋市熱田区の青果会社に勤務していた当時21歳の女性社員の両親で、娘が自殺したのは先輩社員から激しく叱責されるなどパワハラがあったとして会社などに対し損害賠償を求めていました。
一審判決は先輩社員のパワハラは認められたものの、自殺との因果関係を否定していました。
30日の控訴審判決で名古屋高裁(永野圧彦裁判長)は「パワハラで女性が受けた心理的負荷は大きい」と自殺との因果関係を認め、一審を上回る約5500万円の支払いを会社などに命じる判決を言い渡しました。
判決後、女性の両親は「ほっとしている。長時間労働だけではなくハラスメントが無くなる職場環境になっていけば」とコメントしています。
(最終更新:2017/12/01 00:33)
東海テレビ
http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=40058&date=20171201
訴えを起こしていたのは2012年に自殺した名古屋市熱田区の青果会社に勤務していた当時21歳の女性社員の両親で、娘が自殺したのは先輩社員から激しく叱責されるなどパワハラがあったとして会社などに対し損害賠償を求めていました。
一審判決は先輩社員のパワハラは認められたものの、自殺との因果関係を否定していました。
30日の控訴審判決で名古屋高裁(永野圧彦裁判長)は「パワハラで女性が受けた心理的負荷は大きい」と自殺との因果関係を認め、一審を上回る約5500万円の支払いを会社などに命じる判決を言い渡しました。
判決後、女性の両親は「ほっとしている。長時間労働だけではなくハラスメントが無くなる職場環境になっていけば」とコメントしています。
(最終更新:2017/12/01 00:33)
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