■電車通勤時、7割以上が「スマホ操作」
通勤総合研究所(通勤総研)とはたらく未来研究所が2017年11月、「通勤時間と決済」をテーマにした調査結果を発表しました。
通勤総研は、11月20日(イイツーキン)にちなみ、通勤にまつわる様々な調査や研究結果を発信するリサーチ型メディアとして発足。今回、第一弾として、首都圏の通勤者を対象に調査を実施したといいます。
平均通勤実態に関する調査結果は次のとおりです。
・平均通勤時間:58.8分
・平均通勤距離:25.8km
・平均通勤速度:26.3km/h
・平均乗り換え回数:1.1回
・座っている平均時間:16.7分
・立っている平均時間:22.9分
・歩いている平均時間:19.2分
質問「普段通勤で電車に乗っている間に何をしていますか」に対する回答結果(画像:通勤総合研究所)。
■「普段通勤で電車に乗っている間に何をしていますか(複数回答可)」という質問では、全体の7割以上が「スマートフォンを操作している」と回答しました。スマートフォンでしていることは「ニュースサイトのチェック」(70.0%)、「SNSのチェック」(66.8%)がメインという結果に。「電車の通勤時間をもっと効率的に使いたいと考えていますか」という質問に対しては、全体の約8割が「思う」「まあまあ思う」と回答しています。
通勤途中の買い物、6割以上が「週に一回以上」「電子マネー決済」
「普段の電車通勤時の主な乗車券の種類を教えてください」という質問では、「ICカード定期」と回答した人が全体の8割以上を占めているのに対し、「モバイル定期」は約1割。決済機能が搭載されたスマートフォンが発売される中、大多数の人は今もICカード決済をメインで使用しているようです。
「通勤の際に使用している公共機関の定期券」についての質問では、1か月の総額平均が「1万5170円」で、約7割の人が「6か月分購入する」と回答しました。また、全体の約7割が、通勤途中に「週に一回以上」買い物をしており、そのうちの約6割が「電子マネー決済」を利用しているようです。「通勤時によく買うものはなんですか(複数回答可)」では、約7割が「飲み物」、3割以上が「軽食」「お菓子」と回答しました。
■定期券、ICとモバイルで「仕事へのモチベーション」に差?
定期券に関する調査では、「年間でチャージや精算のために券売機に並ぶ回数」は、ICカード定期利用者が34.6回、モバイル定期利用者が0回という結果に。また、ICカード定期利用者は年間合計1万4385.6秒(239.8分)を決済やチャージ、定期更新に費やしており、モバイル定期に変更すると年間で5676.4秒(94.6分)の時間創出が可能になるようです。
ICカード定期とモバイル定期を比較すると、「一度のチャージ金額」では900.0円の差、「年間のチャージ回数」では9.3回の差、「年間のチャージ金額合算」では5万8327.1円もの差があるようです。また、「仕事へのモチベーション比較」では、ICカード定期利用者よりモバイル定期利用者の方が「出社時の仕事に対するモチベーション」は0.6ポイント高く、また「通勤がスムーズになると、仕事満足に繋がると考えている」も8.3ポイント高いという結果に。年収での比較も、モバイル定期利用者の方が74.9万円高いようです。
この調査は10月24日(火)から27日(金)までと、11月6日(月)から7日(火)までの2回に分け、インターネット上で実施。1都3県在住で、日常的に電車通勤をする20代から50代までの男女有職者計1400人が回答しています。
通勤総合研究所 「通勤時間と決済の関係〜モバイル定期券利用者は、仕事のモチベーションが高く、年収も高い傾向」(2017年11月20日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000029941.html
配信2017.11.27
乗り物ニュース
https://trafficnews.jp/post/79106/1
通勤総合研究所(通勤総研)とはたらく未来研究所が2017年11月、「通勤時間と決済」をテーマにした調査結果を発表しました。
通勤総研は、11月20日(イイツーキン)にちなみ、通勤にまつわる様々な調査や研究結果を発信するリサーチ型メディアとして発足。今回、第一弾として、首都圏の通勤者を対象に調査を実施したといいます。
平均通勤実態に関する調査結果は次のとおりです。
・平均通勤時間:58.8分
・平均通勤距離:25.8km
・平均通勤速度:26.3km/h
・平均乗り換え回数:1.1回
・座っている平均時間:16.7分
・立っている平均時間:22.9分
・歩いている平均時間:19.2分
質問「普段通勤で電車に乗っている間に何をしていますか」に対する回答結果(画像:通勤総合研究所)。
■「普段通勤で電車に乗っている間に何をしていますか(複数回答可)」という質問では、全体の7割以上が「スマートフォンを操作している」と回答しました。スマートフォンでしていることは「ニュースサイトのチェック」(70.0%)、「SNSのチェック」(66.8%)がメインという結果に。「電車の通勤時間をもっと効率的に使いたいと考えていますか」という質問に対しては、全体の約8割が「思う」「まあまあ思う」と回答しています。
通勤途中の買い物、6割以上が「週に一回以上」「電子マネー決済」
「普段の電車通勤時の主な乗車券の種類を教えてください」という質問では、「ICカード定期」と回答した人が全体の8割以上を占めているのに対し、「モバイル定期」は約1割。決済機能が搭載されたスマートフォンが発売される中、大多数の人は今もICカード決済をメインで使用しているようです。
「通勤の際に使用している公共機関の定期券」についての質問では、1か月の総額平均が「1万5170円」で、約7割の人が「6か月分購入する」と回答しました。また、全体の約7割が、通勤途中に「週に一回以上」買い物をしており、そのうちの約6割が「電子マネー決済」を利用しているようです。「通勤時によく買うものはなんですか(複数回答可)」では、約7割が「飲み物」、3割以上が「軽食」「お菓子」と回答しました。
■定期券、ICとモバイルで「仕事へのモチベーション」に差?
定期券に関する調査では、「年間でチャージや精算のために券売機に並ぶ回数」は、ICカード定期利用者が34.6回、モバイル定期利用者が0回という結果に。また、ICカード定期利用者は年間合計1万4385.6秒(239.8分)を決済やチャージ、定期更新に費やしており、モバイル定期に変更すると年間で5676.4秒(94.6分)の時間創出が可能になるようです。
ICカード定期とモバイル定期を比較すると、「一度のチャージ金額」では900.0円の差、「年間のチャージ回数」では9.3回の差、「年間のチャージ金額合算」では5万8327.1円もの差があるようです。また、「仕事へのモチベーション比較」では、ICカード定期利用者よりモバイル定期利用者の方が「出社時の仕事に対するモチベーション」は0.6ポイント高く、また「通勤がスムーズになると、仕事満足に繋がると考えている」も8.3ポイント高いという結果に。年収での比較も、モバイル定期利用者の方が74.9万円高いようです。
この調査は10月24日(火)から27日(金)までと、11月6日(月)から7日(火)までの2回に分け、インターネット上で実施。1都3県在住で、日常的に電車通勤をする20代から50代までの男女有職者計1400人が回答しています。
通勤総合研究所 「通勤時間と決済の関係〜モバイル定期券利用者は、仕事のモチベーションが高く、年収も高い傾向」(2017年11月20日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000029941.html
配信2017.11.27
乗り物ニュース
https://trafficnews.jp/post/79106/1