http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171118/k10011227531000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
11月18日 4時49分
生命の設計図である遺伝情報を自在に書き換える「ゲノム編集」と呼ばれる技術で、DNAが切断される様子を特殊な顕微鏡を使って撮影することに東京大学などの研究グループが世界で初めて成功しました。ゲノム編集は幅広い分野で応用が進められていて、技術の改良につながる成果として注目されています。
「ゲノム編集」は、生命の設計図にあたる遺伝情報を書き換える技術で、「クリスパー・キャス法」という、従来よりはるかに簡単に狙った遺伝情報を書き換えられる手法によって、白血病やエイズなどの新たな治療法の開発や、農産物などの品種改良などへの応用が進められています。
東京大学の濡木理教授らの研究グループは、「高速AFM」と呼ばれる分子の動きを観察できる特殊な顕微鏡を使って、「クリスパー・キャス9」と呼ばれる酵素が、DNAを切断する様子を動画で撮影することに世界で初めて成功しました。
撮影された映像では酵素がひも状のDNAにくっつき、酵素が動きながらDNAを切断する様子を捉えています。東京大学の濡木教授は「DNAがどのように切断されるのかはよくわかっていなかった。ゲノム編集の技術の改良につながる成果だ」と話しています。
11月18日 4時49分
生命の設計図である遺伝情報を自在に書き換える「ゲノム編集」と呼ばれる技術で、DNAが切断される様子を特殊な顕微鏡を使って撮影することに東京大学などの研究グループが世界で初めて成功しました。ゲノム編集は幅広い分野で応用が進められていて、技術の改良につながる成果として注目されています。
「ゲノム編集」は、生命の設計図にあたる遺伝情報を書き換える技術で、「クリスパー・キャス法」という、従来よりはるかに簡単に狙った遺伝情報を書き換えられる手法によって、白血病やエイズなどの新たな治療法の開発や、農産物などの品種改良などへの応用が進められています。
東京大学の濡木理教授らの研究グループは、「高速AFM」と呼ばれる分子の動きを観察できる特殊な顕微鏡を使って、「クリスパー・キャス9」と呼ばれる酵素が、DNAを切断する様子を動画で撮影することに世界で初めて成功しました。
撮影された映像では酵素がひも状のDNAにくっつき、酵素が動きながらDNAを切断する様子を捉えています。東京大学の濡木教授は「DNAがどのように切断されるのかはよくわかっていなかった。ゲノム編集の技術の改良につながる成果だ」と話しています。