http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171116/k10011225121000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_025
11月16日 4時45分カタルーニャ
スペインのカタルーニャ州では独立問題などの混乱で観光客が落ち込む中、カタルーニャ州出身の世界的な建築家アントニオ・ガウディが設計した別荘が、建築されてから130年余りを経て一般に公開されることになり、新たな観光資源として注目を集めています。
スペインの第2の都市、バルセロナにある「カサ・ビセンス」は、ガウディが初めて設計した別荘とされ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
これまで個人が所有していたため内部は公開されていませんでしたが、金融機関が購入しおよそ2年かけて修復を行ったのち、16日建築されてから130年余りを経て、初めて一般に公開されることになりました。
レンガ造りの建物は、外壁がマリーゴールドの花をデザインしたタイルで飾られ、内装にはオリーブなどをモチーフにした装飾がほどこされています。
ガウディ建築に特徴的な曲線をいかしたデザインではありませんが、自然との調和を目指した建物で、その後の作品の片りんがうかがえます。
広報担当者は、「バルセロナの重要な遺産が初めて公開される歴史的な出来事で、ガウディの建築家としての進化を見てほしい」と話していました。
地域住民を対象にした公開に参加した男性は、「すばらしい建物でよく修復されています。天井や部屋の装飾で自然の中にいるような印象を受けました」と話していました。
カタルーニャ州では独立問題などの混乱で観光客が落ち込んでおり、「カサ・ビセンス」は新たな観光資源として注目を集めています。
11月16日 4時45分カタルーニャ
スペインのカタルーニャ州では独立問題などの混乱で観光客が落ち込む中、カタルーニャ州出身の世界的な建築家アントニオ・ガウディが設計した別荘が、建築されてから130年余りを経て一般に公開されることになり、新たな観光資源として注目を集めています。
スペインの第2の都市、バルセロナにある「カサ・ビセンス」は、ガウディが初めて設計した別荘とされ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
これまで個人が所有していたため内部は公開されていませんでしたが、金融機関が購入しおよそ2年かけて修復を行ったのち、16日建築されてから130年余りを経て、初めて一般に公開されることになりました。
レンガ造りの建物は、外壁がマリーゴールドの花をデザインしたタイルで飾られ、内装にはオリーブなどをモチーフにした装飾がほどこされています。
ガウディ建築に特徴的な曲線をいかしたデザインではありませんが、自然との調和を目指した建物で、その後の作品の片りんがうかがえます。
広報担当者は、「バルセロナの重要な遺産が初めて公開される歴史的な出来事で、ガウディの建築家としての進化を見てほしい」と話していました。
地域住民を対象にした公開に参加した男性は、「すばらしい建物でよく修復されています。天井や部屋の装飾で自然の中にいるような印象を受けました」と話していました。
カタルーニャ州では独立問題などの混乱で観光客が落ち込んでおり、「カサ・ビセンス」は新たな観光資源として注目を集めています。
![【スペイン】ガウディ設計の別荘「カサ・ビセンス」が初公開へ バルセロナ・カタルーニャ州 ->画像>4枚](http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171116/K10011225121_1711160431_1711160445_01_02.jpg)