http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011217951000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_024
11月9日 19時39分
神戸製鋼所の検査データの改ざん問題を受けて、原子力規制委員会は9日、電力会社の担当者と面会し、不正があった製品が原子力発電所に使われていないかさらに調査を進め、報告するよう求めました。
金属製品の強度などの検査データに不正があった神戸製鋼所の金属製品は、原子力に関連する施設ではこれまでに、東京電力福島第二原発と、青森県にある核燃料をつくるための工場に納入されたことが明らかになっていますが、この2つの施設については、安全性に問題は見つかっていません。
原子力規制委員会は9日、ほかの原子力施設にも不正があった製品が納入されていないかを確認するため、東京電力や関西電力など4つの電力会社の担当者と面会し、聞き取りを行いました。
この中で、それぞれの担当者は、ことし8月までの1年間に、神戸製鋼所から納入した製品は原発では使われておらず、問題がなかったことなどを説明し、「現時点で、原子力施設に重大な影響を与えるものではない」と報告しました。
これに対し、規制委員会は、さらに納入時期をさかのぼって、不正のあった製品が原発で使われていないか調査を進め、改めて報告するよう電力会社に求めました。
11月9日 19時39分
神戸製鋼所の検査データの改ざん問題を受けて、原子力規制委員会は9日、電力会社の担当者と面会し、不正があった製品が原子力発電所に使われていないかさらに調査を進め、報告するよう求めました。
金属製品の強度などの検査データに不正があった神戸製鋼所の金属製品は、原子力に関連する施設ではこれまでに、東京電力福島第二原発と、青森県にある核燃料をつくるための工場に納入されたことが明らかになっていますが、この2つの施設については、安全性に問題は見つかっていません。
原子力規制委員会は9日、ほかの原子力施設にも不正があった製品が納入されていないかを確認するため、東京電力や関西電力など4つの電力会社の担当者と面会し、聞き取りを行いました。
この中で、それぞれの担当者は、ことし8月までの1年間に、神戸製鋼所から納入した製品は原発では使われておらず、問題がなかったことなどを説明し、「現時点で、原子力施設に重大な影響を与えるものではない」と報告しました。
これに対し、規制委員会は、さらに納入時期をさかのぼって、不正のあった製品が原発で使われていないか調査を進め、改めて報告するよう電力会社に求めました。