アメリカ大統領選挙から1年となるのを前にABCテレビなどが行った世論調査で、
トランプ大統領の支持率は37%と低迷しているものの、選挙でトランプ氏に投票した有権者の91%が現在も支持していると答え、
根強い支持があることもうかがわせています。
今月8日でアメリカ大統領選挙から1年となるのを前にABCテレビとワシントン・ポストが
発表した世論調査によりますと、大統領の支持率は37%でした。
トランプ大統領の支持率は、就任半年となる7月に36%まで落ちこんで以降、30%台後半で推移していて、
戦後の歴代大統領と比べると最も低い結果となっています。
また65%の人がトランプ大統領は成果が乏しいと答えていて、
ABCテレビは「大統領は就任以来多くのことを成し遂げたと主張しているが、世論の受け止めは異なる」と指摘しています。
一方、去年の大統領選挙でトランプ氏に投票した有権者の91%が現在も「トランプ氏を支持している」と答え、
支持者の間では依然として、根強い支持があることもうかがわせています。
また世論調査では、北朝鮮への対応についてトランプ大統領を信用していないと答えた人が
前回よりも5ポイント増えて67%に上ったほか、トランプ政権下で世界におけるアメリカの指導力が低下
していると答えた人も前回よりも5ポイント増えて53%になりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011211981000.html