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11月1日 4時31分
福岡市で、金塊の取り引きのために銀行から引き出されたばかりの現金3億8000万円余りが奪われた事件で、逮捕された7人のうちの一部が事件のあと、長期の観光旅行に出るなどしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、奪った金を遊興費などに充てていた疑いもあると見て、金の使いみちなどを調べることにしています。
ことし4月、福岡市中央区天神の駐車場で、貴金属を売買する会社の男性が、金塊の取り引きのために銀行から引き出したばかりの現金3億8000万円余りを奪われ、警察は31日、いずれも職業不詳の平井啓太容疑者(25)と東房義昭容疑者(44)ら、東京と大阪などの男7人を強盗傷害の疑いで逮捕しました。
警察は容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
逮捕された7人のうちの一部は、事件のあと、長期の観光旅行に出たり仕事をせずに派手な生活をしたりしていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、奪った金を遊興費などに充てていた疑いもあると見て、金の使いみちなどを調べるとともに、金塊の取り引きの情報をどのように入手したか、捜査を進めることにしています。