神戸市は認知症の高齢者が事故などを起こして損害賠償を求められた場合、公費で救済する全国初の制度の検討に入りました。
この制度は、認知症の高齢者が交通事故や暴力行為などで第三者にけがを負わせた場合を想定していて、相手から損害賠償などを求められた場合、本人や介護をする家族に上限付きで給付金を支給します。
もし創設されれば全国初の制度で、今後は多額の賠償請求が見込まれる鉄道事故や火災などの物損を支給対象に含めるかどうかなど具体的に検討していくということです。
神戸市は今年1月から「認知症の人にやさしいまちづくり条例(仮称)」を協議していて、制度を通じて安心して介護ができるまちを目指すとしています。
配信10/31 18:52
MBSニュース
http://www.mbs.jp/news/kansai/20171031/00000073.shtml