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10月26日 16時00分
6年前の東日本大震災の津波で流されたと見られる岩手県大船渡市の漁船がおよそ2300キロ離れた沖縄県石垣島の海岸で見つかり、沖縄県は大船渡市の漁協と連絡をとって処分の方法などを検討することにしています。
沖縄県によりますとこの船は石垣島北部の平野海岸に今月23日、別の1隻とともに打ち上げられているのを沖縄県の委託を受けて漂着ごみを調べていた調査員が見つけました。
2隻は、長さがそれぞれ7メートルと5メートルで、いずれも漁船と見られ、沖縄県が、石垣海上保安部などに連絡して調べたところ、長さ7メートルの船は船体に残っていた識別番号から岩手県大船渡市の綾里漁協に所属する定置網漁の漁船とわかったということです。
大船渡市は石垣島からおよそ2300キロ離れていて、船は6年前の東日本大震災の津波で流されたあと漂流し、石垣島に流れ着いたと見られるということです。沖縄県は綾里漁協と連絡をとって、もう1隻の所属についても確認を進めるとともに船の処分方法などを検討することにしています。