【ジャカルタ=一言剛之】ニュージーランド(NZ)で9月に実施された総選挙で第2党になった労働党のジャシンダ・アーダーン党首(37)は19日、他党との連立協議が合意に達したとして、9年ぶりの政権奪取を宣言した。
アーダーン氏は、NZで3人目の女性首相となる。労働党は環太平洋経済連携協定(TPP)の一部見直しを主張しており、日本が推進するTPP協議が後退する可能性もある。
総選挙では、政権党の国民党が第1党になったが、過半数に届かなかった。キャスチングボートを握っていた第3党のNZファーストが同日、労働党支持を決めた。TPPは、米国を除く11か国で発効を目指しており、NZは、日豪などと共に協議を主導してきた。新政権が方針転換すれば、協議全体に悪影響が広がる可能性が高い。
http://yomiuri.co.jp/world/20171019-OYT1T50058.html
アーダーン氏は、NZで3人目の女性首相となる。労働党は環太平洋経済連携協定(TPP)の一部見直しを主張しており、日本が推進するTPP協議が後退する可能性もある。
総選挙では、政権党の国民党が第1党になったが、過半数に届かなかった。キャスチングボートを握っていた第3党のNZファーストが同日、労働党支持を決めた。TPPは、米国を除く11か国で発効を目指しており、NZは、日豪などと共に協議を主導してきた。新政権が方針転換すれば、協議全体に悪影響が広がる可能性が高い。
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