岡山大学で再生医療の臨床研究進む
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024841791.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
脳死からの臓器提供を認める臓器移植法が施行されてから16日で20年となりましたが、
この間、脳死になった子どもからの臓器提供は15例にとどまっています。
こうした中、岡山大学では、移植に代わる治療法を目指して、重い心臓病の子どもから
特殊な細胞を取り出して培養し、体に戻すという再生医療の臨床研究が進められています。
岡山大学病院の王英正教授などの医療チームが研究を進めるこの再生医療は、
全身に血液を送り出す心臓の機能が弱まる「拡張型心筋症」という重い心臓病の子どもが対象です。
患者本人の心臓の組織から、心臓の筋肉の元になる「幹細胞」を取り出して培養し、
体に戻して治療しようというもので、ことし患者を対象にした臨床研究が始まりました。
16日は、岡山大学病院で大月審一教授による執刀で熊本県の8歳の女の子から
ことし7月に取り出し培養した細胞を心臓の周りの血管に流し込んで戻す初めての手術が行われ、
医療チームは今後、安全性と効果を確認することにしています。
「拡張型心筋症」は、症状が進むと心臓移植しか助かる方法がありませんが、
臓器移植法が施行されてからの20年間で脳死になった15歳未満の子どもからの子どもからの
臓器提供は15例にとどまっていて、多くの患者が移植を受けられない状況が続いています。
王教授は、
「国内では臓器の提供が非常に少なく、移植を必要とする子どもにとって深刻な状況だ。
再生医療の研究を進め、臓器移植に代わる治療法として確立させたい」
と話しています。
10/17 12:29
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024841791.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
脳死からの臓器提供を認める臓器移植法が施行されてから16日で20年となりましたが、
この間、脳死になった子どもからの臓器提供は15例にとどまっています。
こうした中、岡山大学では、移植に代わる治療法を目指して、重い心臓病の子どもから
特殊な細胞を取り出して培養し、体に戻すという再生医療の臨床研究が進められています。
岡山大学病院の王英正教授などの医療チームが研究を進めるこの再生医療は、
全身に血液を送り出す心臓の機能が弱まる「拡張型心筋症」という重い心臓病の子どもが対象です。
患者本人の心臓の組織から、心臓の筋肉の元になる「幹細胞」を取り出して培養し、
体に戻して治療しようというもので、ことし患者を対象にした臨床研究が始まりました。
16日は、岡山大学病院で大月審一教授による執刀で熊本県の8歳の女の子から
ことし7月に取り出し培養した細胞を心臓の周りの血管に流し込んで戻す初めての手術が行われ、
医療チームは今後、安全性と効果を確認することにしています。
「拡張型心筋症」は、症状が進むと心臓移植しか助かる方法がありませんが、
臓器移植法が施行されてからの20年間で脳死になった15歳未満の子どもからの子どもからの
臓器提供は15例にとどまっていて、多くの患者が移植を受けられない状況が続いています。
王教授は、
「国内では臓器の提供が非常に少なく、移植を必要とする子どもにとって深刻な状況だ。
再生医療の研究を進め、臓器移植に代わる治療法として確立させたい」
と話しています。
10/17 12:29