南砺市の大笠山に今月10日に入山した後、行方が分からなくなっていた大阪府の50代の男性2人が13日午後、山中の沢の付近で見つかりました。
2人ともヘリコプターで無事救助されました。
救助されたのは、大阪府摂津市の大西敏男さん(55)と大阪市の武田信明さん(52)です。
南砺警察署によりますと2人は今月10日から1泊2日の予定で標高1821メートルの大笠山に沢登りに訪れていましたが、下山予定日のおとといを過ぎても連絡が取れなくなっていました。
また大笠山の登山口手前の空き地で2人が乗ってきた車が見つかりましたが、2人の行方はわからず、13日朝から県警山岳警備隊や砺波地域消防組合などが捜索していました。
そして午後1時50分、県の消防防災ヘリコプターが大笠山の稜線から北におよそ1キロ離れた大畠谷の沢の近くでヘリに向かって手を振る男性2人を発見しました。
2人は午後3時ごろにヘリで救出されて行方不明の2人と確認され、砺波総合病院に運ばれました。
2人は会話もしていて命に別状はないということですが、1人が足にけがをしていると見られます。
2人が見つかった大畠谷は、登山ルートの北側にある谷で警察は、2人がどのような登山計画を立てていたのかや行方不明になった経緯などを聞くことにしています。
2人は、沢登りを中心に行っている大阪の山岳会「飄逸沢遊会」のメンバーで、大西さんは会の代表を務めていて2人とも沢登りの経験は豊富だったということです。
配信2017/10/13 17:41
KNBニュース
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=16354
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