4年ぶりに飼い主の元に戻ったてんてん。性格が穏やかになり、体もふっくらしたという=大垣市
8月20日付の本紙朝刊で、養老鉄道が列車に乗り込んできた迷い猫を保護し、会員制交流サイト(SNS)「フェイスブック」に載せたところ、これを見た大垣市の飼い主の元に4年ぶりに戻った話題を紹介した。「迷い猫、4年ぶり家へ」との見出しが付いた温かなニュースはインターネット上でも大きな話題となり、60万件以上のアクセスを集めた。記事掲載から1カ月余り。飼い主の女性に現状を聞くと、猫は家でのどかな日々を送っているという。
この猫は8歳の雄「てんてん」。7月末に西大垣駅(大垣市)で保護され、8月初めにフェイスブックを見た女性の元に帰ることができた。
久しぶりの再会後の様子を、飼い主の女性は「よっぽど家の中が快適なのか、ずっと家の中にいます」と教えてくれた。ネット上では「4年間も不在だったので、風格が変わっているのでは?」という書き込みがあったが、見た目に大きな変化はなかったという。
ただ自宅に戻った後は、「だいぶふっくらして、穏やかになった」。体重は家に戻った時は3・2キログラムだったが、この約1カ月半で4・8キログラムに。毎日昼ごろまで寝て、起きると家族にじゃれついたり、窓から外を眺めたりするほのぼのとした日々を過ごしている。
ネット上には「4年間、誰かにご飯を食べさせてもらってないと大変だっただろうね」と気遣う書き込みも見られた。これは鋭い読みのようだ。
同鉄道から、飼い主が見つかる前、一時預かった動物保護活動支援団体「KAM(カム)」(揖斐郡池田町)によると、保護した当初から肉やパンを食べたという。藤原麻里子代表は「誰かが定期的に餌をあげていた可能性は十分にある」といい、「普段から多彩な餌をもらっていたからこそ警戒せずに食べたのかも」と指摘した。
ネット上には「見つかってよかったね」との声があふれた。だが今回のように飼い主が見つかるのは非常にまれなケースだ。
同鉄道は当時、保護猫のチャリティーイベントの開催前。てんてんの情報は格好のエピソードとしてフェイスブック上などで拡散され、飼い主の目に触れやすい好条件がそろっていたからだ。
藤原代表は「飼い猫がいなくなった場合は地元の保健所や警察に届け出て、粘り強く探すのが基本。猫はいなくなることも多いので、不要な繁殖を防ぐために去勢や避妊の手術もしておいてほしい」と念を押した。
配信2017年10月03日09:43
岐阜新聞
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ネット上には「見つかってよかったね」との声があふれた。だが今回のように飼い主が見つかるのは非常にまれなケースだ。
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