http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171001/k10011163891000.html
1日朝、長崎県佐世保市の住宅地にイノシシが現れ、2人が手などをかまれて
指の骨を折る大けがをしたほか、原付バイクや車にも衝突しました。
イノシシはその後、山に逃げたと見られていますが、警察や佐世保市などが
注意を呼びかけています。
1日朝8時すぎ、佐世保市神島町の住宅地にイノシシが現れ、車いすに乗っていた
59歳の男性が頭や手をかまれたほか、15分後には89歳の女性が体当たりされたうえ
手をかまれました。
警察によりますと、2人は病院で治療を受けていて、いずれも指の骨を折る大けがだと
いうことです。イノシシはこの直前にもおよそ200メートル離れた佐世保市金比良町の
住宅地に現れ、原付バイクや軽乗用車に相次いで衝突したということです。
原付バイクには60代の女性が乗っていて、衝突のはずみで転倒しましたが、
この女性にも乗用車に乗っていた人にもけがはありませんでした。
その後、イノシシの目撃情報はなく、山に逃げたと見られていますが、警察や佐世保市などは
再び現れた場合に備えて警戒に当たるとともにイノシシに遭遇しても不用意に近づいて
刺激しないよう注意を呼びかけています。