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秋篠宮ご夫妻は公式訪問先のチリに到着し、現地の日系人と懇談して交流を深められました。
秋篠宮ご夫妻は、現地時間の26日正午すぎ(日本時間の27日午前0時すぎ)、チリの首都サンティアゴの国際空港に到着し、宿泊先のホテルに向かわれました。ご夫妻は、ホテルに到着したあと現地の日系人と懇談されました。
チリには100年以上前から日本人が移り住み、現在は子孫も含めておよそ3000人が暮らしていると推定されています。日系人は、政治や経済など幅広い分野で両国の懸け橋になっているということで、ご夫妻は「これからも活動を頑張ってください」などと言葉をかけられたということです。
日系3世でチリの経済相も務めたカルロス・オミナミさんは、「ご夫妻に訪問していただいたことはとても重要です。両国の経済的、文化的な結びつきを今後も発展させていかなければいけないと思います」と話していました。
続いてご夫妻は、サンティアゴの旧市街にある国立歴史博物館を訪問されました。博物館には、チリがスペインによる植民地支配から独立した戦争の英雄を描いた肖像画などが展示されていて、ご夫妻は職員の説明を熱心に聞かれていました。
博物館の前には地元の人100人近くが集まり、ご夫妻は手を振って応えられていました。ご夫妻は、現地時間の27日、日本との外交関係樹立120周年を祝う式典に出席されます。
9月27日 6時53分