久喜署は25日、白岡市のラーメン店社員山中璃央さん(18)に感謝状を贈った。
同署によると、山中さんは13日午後7時半ごろ、
白岡市白岡東の路上で、車で帰宅途中に酒に酔って寝込んでいた男性を発見し、男性の意向を聞いて110番。
署員が駆け付けるまで、車を男性の前に停車し、安全確保に努めた。
山中さんは高校生の時、警察官を志望。現在は店長を目指すも、正義感は警察官に負けず劣らず。
「助けることは当たり前」と、山中さん。
ハイ、ロービームの切り替え運転を小まめにしていたため、すぐに男性を確認。
県警を受験した時に勉強した安全確保も役立った。
平井幸男署長は「夜間は原則、ハイビーム。通報の手際が悪いとひかれることもある。大事なのは通報とひかれない措置」とたたえた。
県警は30日まで夜間、主要国道で赤色灯で一斉警戒を実施し、交通事故抑止を図っている。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/09/27/05_.html
白岡市のラーメン店社員山中璃央さん(18)