12年連続で基準地価最高地点となった東京都中央区銀座2丁目の「明治屋銀座ビル」は1平方メートル当たり3890万円と、バブル期に付けた最高額を更新した。商業エリアとしての好立地に加え、最近の大型再開発も地価を押し上げた。
銀座地区は訪日外国人旅行者の増加を見込んだ店舗需要が旺盛で、賃料上昇が続く。今年4月には松坂屋銀座店跡地に複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」が全面開業し、周辺でも「東急プラザ銀座」が昨年3月に開業するなど、街全体の集客力も高まっている。
明治屋銀座ビルは昭和59年から調査対象となり平成2、3年には過去最高額の3800万円を記録。バブル崩壊後は大手町や丸の内のビジネス街に一時、首位の座を明け渡したが18年にトップへ返り咲いた。
一方、名古屋圏の最高価格が今回、大阪圏のトップを5年ぶりに上回った。名古屋圏トップは名古屋市中村区名駅3丁目の「大名古屋ビルヂング」で1500万円。ビルを含むJR名古屋駅東側周辺は再開発が相次いでいるほか、駅西側も平成39年開業予定のリニア中央新幹線への期待から地価上昇が続いている。
平方メートルあたり地下最高額の東京都中央区銀座2ー6ー7「明治銀座ビル」前
2年連続で上昇率トップになった中央区銀座6−8−3の銀座尾張町TOWER
商業地の基準地価変動率上位5地点
配信2017.9.19 21:36更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/economy/news/170919/ecn1709190036-n1.html
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