http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170920/k10011148571000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008
9月20日 4時44分
河野外務大臣は訪問先のニューヨークでイギリスのジョンソン外相と会談し、挑発行動を続ける北朝鮮に対し、影響力の強い中国などにも働きかけ、国際社会全体で圧力を強化していくことが重要だという認識で一致しました。
河野外務大臣は、日本時間の20日夜10時すぎから、訪問先のニューヨークでイギリスのジョンソン外相とおよそ40分間会談しました。
会談で河野大臣は、「北朝鮮は挑発行動を継続しており、中国とロシアにも働きかけ、国際社会全体で圧力をかけて政策を変えさせることが必要不可欠だ」と述べ、国連安全保障理事会の制裁決議の完全な履行を各国に促していく考えを示しました。
これに対しジョンソン外相も同様の認識を示し、両外相は国連での対応を含め、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。
また両外相は、海での法の支配を維持するため、来年、イギリス海軍がインド太平洋地域に艦艇を派遣し、自衛隊と共同訓練を実施するなど、日英間の安全保障協力を一層推進していく方針を確認しました。
さらに、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えてサイバーやテロ対策の分野で協力を進めることを確認したほか、EU=ヨーロッパ連合の福島産の食品などに対する輸入規制について、河野大臣が撤廃への協力を求めたのに対し、ジョンソン外相も応じる意向を示しました。
このあと河野大臣は、国連本部で開かれた会合で講演し、世界的なインフラ需要の増大を受けて、日本が主導する「質の高いインフラ投資」を国際基準として広めていきたいという考えを示しました。
9月20日 4時44分
河野外務大臣は訪問先のニューヨークでイギリスのジョンソン外相と会談し、挑発行動を続ける北朝鮮に対し、影響力の強い中国などにも働きかけ、国際社会全体で圧力を強化していくことが重要だという認識で一致しました。
河野外務大臣は、日本時間の20日夜10時すぎから、訪問先のニューヨークでイギリスのジョンソン外相とおよそ40分間会談しました。
会談で河野大臣は、「北朝鮮は挑発行動を継続しており、中国とロシアにも働きかけ、国際社会全体で圧力をかけて政策を変えさせることが必要不可欠だ」と述べ、国連安全保障理事会の制裁決議の完全な履行を各国に促していく考えを示しました。
これに対しジョンソン外相も同様の認識を示し、両外相は国連での対応を含め、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。
また両外相は、海での法の支配を維持するため、来年、イギリス海軍がインド太平洋地域に艦艇を派遣し、自衛隊と共同訓練を実施するなど、日英間の安全保障協力を一層推進していく方針を確認しました。
さらに、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えてサイバーやテロ対策の分野で協力を進めることを確認したほか、EU=ヨーロッパ連合の福島産の食品などに対する輸入規制について、河野大臣が撤廃への協力を求めたのに対し、ジョンソン外相も応じる意向を示しました。
このあと河野大臣は、国連本部で開かれた会合で講演し、世界的なインフラ需要の増大を受けて、日本が主導する「質の高いインフラ投資」を国際基準として広めていきたいという考えを示しました。