ロシアを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の6日夕方、モンゴルのバトトルガ大統領と初めて会談し、北朝鮮に対する制裁の強化に向け、国連の安全保障理事会で新たな決議を採択することが必要だと説明し、理解を求めました。
ロシア極東のウラジオストクを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の6日午後5時すぎからおよそ50分間、モンゴルのバトトルガ大統領と初めて会談しました。
会談には、同行している河野外務大臣のほか、モンゴルの大統領特使に任命された大相撲の元横綱、朝青龍も同席しました。
冒頭、安倍総理大臣は「大統領は柔道の黒帯を持っていると聞いていて、日本の文化にも造詣の深い方だ。私はモンゴルを地域の重要なパートナーとして重視しており、今後ともに手を携え、両国の関係を発展させていきたい」と述べました。
このあと安倍総理大臣は北朝鮮への対応について、「日本の上空を通過する弾道ミサイル発射に続き、核実験を強行したことは、これまでにない重大かつ差し迫った脅威であり、北朝鮮に対する実効的な圧力を強化する必要がある」と述べました。
そして、制裁の強化に向け、国連の安全保障理事会で新たな決議を採択することが必要だと説明し理解を求め、両首脳は、拉致問題の早期解決を含め北朝鮮への対応で引き続き協力していくことを確認しました。
9月6日 21時50分
![【ウラジオストク】安倍首相 モンゴル大統領に北朝鮮制裁強化への理解求める [無断転載禁止]©2ch.net YouTube動画>30本 ->画像>4枚](http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170906/K10011129561_1709062154_1709062157_01_02.jpg)