安倍総理大臣は、訪問先のロシア・ウラジオストクで日本企業関係者と懇談し、日本とロシアは最も可能性を秘めた二国間関係だとしたうえで、ロシアとの経済交流を引き続き重視する考えを強調しました。
この中で安倍総理大臣は「日ロ関係は最も可能性を秘めた二国間関係だと言える。両国の8項目の協力プランはその可能性を実践する取り組みだ。『覚書から契約へ』と『紙から形へ』と一歩一歩具体化させて、秘められた可能性が具現化しつつある」と述べ、ロシアとの経済交流を引き続き重視する考えを強調しました。
そして安倍総理大臣は「日ロ関係の発展のためには官民の取り組みが必要だ。特にことしは『日本におけるロシア年』、『ロシアにおける日本年』であり、日ロ関係をさらに深める機会になると期待している」と述べました。
日ロの経済協力プランをめぐっては、7日に行われる日ロ首脳会談に合わせて、両国や民間企業の間で高齢者医療や郵便などの分野に関する30を超える合意文書などが取り交わされることになっています。
配信9月6日 19時08分
NHK NEWS WEB
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